ミューのあれこれをガーデン日記にしてお届けいたします。皆様からのご意見、感想、情報など、こちらまでお知らせください。

----------------------------------------------------------------------------------------------
3月8日〔火〕〔晴れ〕   おもいで

 チロはオスということで拾った人から家に貰われてきた。子供達と片足あげておしっこしないねーなど言っていたら、ある日おちんちんがないことがわかった。もっとかわいい名前にしてやればよかったと思う。散歩に行く時、綱を上下に振ると飛び跳ねてスキップした。家から5メートルぐらい往きと帰りにスキップしていた。「チロのうれしい・うれしい」となずけていた。清里に来てからもそれは続いて、後ろ足が弱ってもスキップしようとしていた。チロもういいよといっても、雀百まで踊り忘れずなのかいじらしかった。チロは味噌汁かけご飯が大好きでドッグフードが嫌いだった。味噌の効用が言われているが、そのせいで長生きしたのかと思う。
思い出は尽きないが、チロ!本当にありがとう。

----------------------------------------------------------------------------------------------
3月1日〔火〕〔晴れ〕 19年

 今朝、チロが死んだ。27日から何も食べなくなり水も飲めなくなっていた。立つこともできなくなり、抱っこして日中は土手の下の風のあたらない陽だまりに連れて行くと、枯草の上で気持ちよさそうに眠っていた。骨と皮にはなっていたが抱き上げると本当に軽くなっていた。何も食べなくなり身終いをしているんだと感じていた。捨て犬だったので何月生まれなのかよくわからないが、もうすぐ我が家に来て19年だった。家族みんなが何も言わないチロにずいぶん助けて貰った。清里に来てから毎朝ちょこんと座って富士山を見ていたチロを思い出す。

拾われて我が家に来た頃
2005年2月19日
----------------------------------------------------------------------------------------------
2月22日(火)(晴れ)  チロとビッケ

 猫と私しかいない部屋に「ズゥ、ズウゥ・・・・」と鼾が聞こえる。初めてこの鼾を聞いたときはびっくりした。猫も鼾をかくとは知らなかったので気味が悪かった。まるで人の鼾のようなのだ。犯人はビッケ。前には聞かなかったが、思えば体重が5kを超えてからの気がする。もらって来たときは耳ばかりが目立っていたが、すっかり貫禄の猫になってしまった。チロは今年19才になる。食欲はあるのだが、もう痩せて骨と皮という感じである。散歩も庭を何とかやっと歩くだけで、今の季節はこちらが寒くなる。前足も力がなくなり立ち上がるのが大変。目も白内障でほとんど見えないようだし、耳は一昨年ぐらいから聞こえない。犬も年をとると大変なようだ。何を考えているのだろうと思う。

----------------------------------------------------------------------------------------------
2月16日(水)(雪)  今月のカルチャ

 「マイ・ストーリー」(山本容子著)と「向田邦子の恋文」を読んだ。 後者は2年ほど前に友人が読んだからといって置いて行ってくれたが なぜか読む気になれないでいた。「マイ・ストーリー」も面白いからと 最近知人からもらったのである。読んで心に残ったのはそれぞれの生き方である。 20代の生き方が要のような気がした。2人とも年長の男性に見守られ 育てられた時期があった。自分を振り返り、生き方を考えてしまった。 今日は朝から雪。花が咲いていたオオイヌノフグリもまた雪の下になってしまった。 「どどどー」と屋根の雪が滑り落ちる音が聞こえる。

----------------------------------------------------------------------------------------------
2月6日(日)  スノーシュー初体験

 友人2人とスノーシューを借りて雪の林の中を歩いた。
スノーシューはカンジキの現代版である。
平日で誰もいない木立の中を気持ち良いねーと言いながら2時間ほど歩いた。
ウサギの足跡がいくつかコースを横切っていた。どこかでウサギが見ているような気がした。
雪がちらつき始め空を見上げると、葉の落ちた木々の枝が美しいシルエットになっていた。
途中でカンジキを履いて電気の検針に行くという人にあった。
どこか遠いところに来ているような錯覚にとらわれた。

----------------------------------------------------------------------------------------------
1月29日(土)  映画と温泉の日々

 先週、今週と水曜日ごとに温泉と映画をセットで行っている。先週は「ターミナル」と「ほったらかし温泉」。今週は「北の零年」と「神の湯」。「ターミナル」はたいしたことはなかったが「ほったらかし温泉」は噂どおり良かった。露天風呂から甲府の町と目の前に富士が見える。日の出が見えるよう早朝6時半からやっている日もあるし、夜も9時ごろまでやっていて甲府の夜景や星空も見える。「北の零年」は吉永小百合主演でさすが平日3時と言うに満員で前から2列目しか空いていなかった。少し期待はずれであったが豊川悦司がかっこよく満足であった。(じつは豊川悦司という役者も知らなかったのだが)「神の湯」は昭和47年に発見された温泉でホテルの中にある。26日だったので風呂の日で半額サービスで得した気分であった。そして水曜日は映画が女性1000円の日なのである。

----------------------------------------------------------------------------------------------
1月23日(日)  あなたは何枚?

 冷蔵庫の温度は3度をさしている。台所の温度計は2度、冷蔵庫の中より部屋のほうが寒い。この季節の私の贅沢は朝風呂。縮こまって眠っていた手足が温かいお湯の中で伸びて気持ちがいい。ミューの大きい浴槽には木の蓋がしてある。10cm×150cmのが10枚、全部開けてはいると浴槽が広々してたっぷりのお湯がなんともいえない。10枚全部あけるのはちょっと大変かなとも思う。私は温泉気分に浸りたいときは全部あけるのだが、普段は大体3枚だけあけている。お客様に時々聞いてみると半分あけたとか3枚とかもちろん全部とか、いろいろな答えが返ってくる。統計をとって性格占いでもしたら面白いかなと思っている。

----------------------------------------------------------------------------------------------
1月14日(金)  さむい〜

 寒いけど、刻々と変わる朝焼け、夕焼けの富士山、キラキラと瞬く星空、毎日見ていてもなぜか飽きない。
暖炉の前で、音楽を聞きながら猫を抱いて居眠りする。至福のひとときである。抱っこするのはビッケではなくムム。
ビッケは重たいけど、ムムは軽くてふわ〜として暖かい。ビッケは暖炉の前の一番暖かいところで寝そべっている。
こんな冬の日。

----------------------------------------------------------------------------------------------
1月5日(水) 雪のお正月

 12月も暖かく、今年は暖かいお正月かなと思っていたら、天気予報どおり31日は雪が降り寒い雪のお正月になった。
去年は大きな自然災害が国内外におき、改めて自然の怖さと偉大さを思った。
人は自然から与えられ、奪われて累々と生きてきた。
2005年!少しトーンの低い出発になってしまった。

----------------------------------------------------------------------------------------------
12月24日(金)  ひつじ

 牧草畑の土手にこの間から羊が2匹杭につながれて、少なくなった青草を食べている。チロは顔見知りらしく平気でそばをとおる。羊も近寄ってくるが親しげである。2階の出窓からふと見ると、裏の別荘の斜面を羊が駆けている。綱はつけたままで、2匹が後になり先になりして楽しそう。そのうち隣の庭に現れた、ちょうど来ていた息子に捕まえてまた木につないでもらった。顔が真っ黒な種類の羊だ。
今夜の月の光は、冷たく枯れた庭を照らしている。そういえば去年のイブは、美しい形の細い三日月だった。

----------------------------------------------------------------------------------------------
12月12日(日)  誕生日

 昨日は私の誕生日だった。私が生まれた日は、大雪で停電して父がお産婆さんを迎えに行ったが雪で間に合わず、私は母の足元でピチャピチャはねていたと聞かされてきた。名前もお産婆さんは「雪子さんとつけられると思いました」と言っていたそうだ。雪子と名ずけられていたら私の人生も違っていたような気がする。58年前の飛騨は大雪だったなんてこの暖かい12月からは想像できない。私も58年と数字にしてみるとなが〜いあいだ生きてきたんだと改めて思う。

----------------------------------------------------------------------------------------------
12月7日(火)  牛の代わり

 牛がこなくなった隣の土地にトウモロコシを刈ったあと牧草をまくといっていたが、なかなか芽が出なくて本当に種をまいたのか疑っていた。2週間程前にやっとうっすらと緑色になってきた。今日は7センチほどに伸びている。こんな寒い中でも芽を出し伸びていくことに感動する。霜枯れの初冬の景色の中に伸びていく緑がある。今日も富士山が墨絵のようにうっすらと美しい姿を見せている。

----------------------------------------------------------------------------------------------
11月28日(日)  北杜市

 夕べもまん丸な良い月夜だったが今夜も大きな月が出ている。
11月1日から町村合併で北杜市高根町清里になった。
どこか遠くの町のような感じがする。そして今日は、市議会議員選挙。
市長は立候補者が1人しかなく無投票で決まってしまった。
この1週間は静かな清里も、選挙カーのお願いしますコールでにぎやかだった。
女性が2人立候補していた。2人とも当選してほしいと思う。
暖かな11月。あと2日でもう12月。

----------------------------------------------------------------------------------------------
11月16日(火)  八ヶ岳に雪

 今朝、牧場通りに出て八ヶ岳を見ると赤岳、横岳、権現の山頂が白く雪を冠っていた。
今年初めての雪、初冠雪。富士山も南アルプスもくっきりと見え、北岳もほんのりと白くなっていた。干し柿用の柿をもらいに行く、竹竿を持って空を見上げる。真っ青な空に柿の赤い色と枝の黒い色。竿の先が割ってあってそこに柿の枝をはさみねじると枝が折れて柿が取れる。
それが面白く楽しくて取りすぎてしまう。良い日ー。

----------------------------------------------------------------------------------------------
11月8日(月)  夜空

 高尾発22時26分小淵沢行、中央線最終列車に乗った。
各駅停車で思っていたよりたくさんの人が乗っていた。大月あたりまででほとんどの人が降りる。小淵沢着0時35分10人ぐらいの人が降りた。
駅から駐車場に行く陸橋の上で空を見る。「わぁ〜」と思わず声がでた。
夜空いっぱいの星。東京の空となんという違い。そんなことを思いながら清里に着く。
車から降りると、地上は暗く小淵沢で見たよりもたくさんの星が大きくきらきらときらめいている。「これだから、清里暮らしは・・・・・・・」なのである。

----------------------------------------------------------------------------------------------
11月1日(月)  秋まんなか

 きれいだったドウダンツツジの紅葉も気が付くとほとんど散っている。
ブルーベリーの鮮やかな紅葉の隣にガマズミのくすんだ紅葉が始まっている。
楓の落ち葉が掃いても掃いても散りつもる。庭が黄色い落ち葉で彩られ秋色。
ざわわ〜ざわわ〜と歌っていた隣のトウモロコシも、1日で刈り取られて小さく砕かれてトラックに積まれていってしまった。牛たちのご馳走になるんだろう。
1日1日変わっていく清里の秋の風景。

----------------------------------------------------------------------------------------------
10月25日(月)  97歳・嫁入り前?

 先週、借りてきていた「野に帰ったバラ」をやっと返しに行った。
行きたがっていた友人と大月で待ち合わせて真鶴まで2時間半。
久しぶりに晴れて良いドライブ日和だった。
真鶴共生舎の庭のユーカリの大木何本かが21号台風で根元から倒れていた。
作者の浜田さんは高知県の出身で台風のときも「台風は友達」と言っておられたそうだ。
今回は子供のころの話やよさこい節まで聞かせてもらった。
写真をとるときもよい笑顔をされて「嫁入り前やから」なんて冗談を言われた。
7月に97歳になられた。子供からとはまた違うエネルギーをもらった。

----------------------------------------------------------------------------------------------
10月17日(日)  名前で呼ばれて

 「ひろこさ〜ん」と呼ぶかわいい声がした。
出てみると今日のお客様のあやかちゃんだった。
名前で呼ばれるなんて久しぶりでなんか新鮮で元気が出た。
8月にも来てくれて、そのとき名前を聞かれたような記憶がある。
5才のあやかちゃんと妹の3才のゆうかちゃんに「ひろこさ〜ん」
「ひろこさ〜ん」と何かのたびに呼ばれて大変だったが、かわいくてついつい相手をしてしまった。
名前で呼ばれると背筋がぴんとするような気がした。
関さんでもおばさんでもない「弘子」という名の私。
子供の声には空に突き抜けるようなエネルギーを感じる。

----------------------------------------------------------------------------------------------
10月9日(土)  ムムの目

 ムムは国分寺の家の隣の植木畑の廃車の中で野良猫母さんから生まれた。

3匹きょうだいの一番ちびだった。ほかのきょうだいはすばやく逃げるのにムムはエッチラオッチラなかなか逃げれなかったそうだ

。それで息子に捕まって我が家の猫になった。ロシアンブルーのグレイの毛並みでグリーンの目がきれいなかわいい猫だ。一昨年あたりからよくドアにぶつかつたり鼻に傷をつけたりしていた。出窓に乗ろうとして届かないで落ちたりもしていた。「ムム!」と呼ぶとニヤ〜とないて返事はするが目を合わせることがなくなった。どうやら目が見えなくなっているようだ。でも普通に暮らしている。少しはうっすらとでも見えているのかどうなのかわからない。箪笥の上とか高いところにも登らなくなった。ムムの世界はどんな世界なんだろう。

----------------------------------------------------------------------------------------------
9月30日(木)??????? ひさしぶり!

 今日は本当に久しぶりに富士山がくっきりと見えた。
9月に見えたのは2回くらいだったように思う。
富士山が見える日はなんかうれしい。
今日も雲の白い帽子をかむったりしておしゃれな富士山だった。
夕方、共生舎で会った人が訪ねてきてくれた。
2人でダイニングルームの窓から富士山をながめた。

----------------------------------------------------------------------------------------------
9月23日(木)  散歩の似合う人

 道路側の庭で草取りをしていたら、帽子をかぶりベストを着てカメラをぶら下げ、杖を突いた紳士がやってきた、「お散歩」という感じだった。挨拶をすると「ここは喫茶店ですか」と聞かれた。もちろんペンションですと答えたのだが、杖が見たことのない変わった形で何の木ですかと聞いてしまった。
山椒の木だそうだが、全体にごつごつがあって持ち手のところで下にvの字になっていた。
持ち手のところにねじが埋め込んであって、それは三脚代わりになるそうだ。
そんな話をしていたら雨が降り始め紳士は引き返していった。
どこの方だか知らないが「散歩の似合う人」だった。

----------------------------------------------------------------------------------------------
9月17日(木)  月の木

 今年の「中秋の名月」は28日だそうだ。
須玉から清里に来る途中の弘法坂を上る手前に「月の木上橋」という橋がある。
この名をはじめて目にしたとき、なんて素敵な名がついているんだろうと感激した。
どうやらその辺の地名が「月の木」と言うようだ。
誰がつけた地名なんだろう。この辺に月の木と呼ばれる木があるのだろうか。
私の中でいろいろな思いが膨らむ。それにしても先人達はおしゃれな名を考えたものだ。
昔からの地名にはそれぞれ意味がある。便利さだけで地名を変えてほしくない。

----------------------------------------------------------------------------------------------
9月9日(木)  山へ

 いまススキが美しい。台風の後の風を受けてススキの穂がひかりたなびいている。
少し前は赤味がかっていたがいまは銀色。
今日は「五味子」(ごみし)を採りに山に行った。緑色の葉の陰にあの赤い実を見つけるとうれしくなる。
本当に「山の恵」を感じる。今年も食前酒用の果実酒を作るのだ。
山を上ったり下りたりして気持ちのいい汗をかいた。

----------------------------------------------------------------------------------------------
8月31日(火) 台風

 夕べはすごい風で何度も目を覚ました。
和室のお客様が眠れないのではと気になっていた。???
風が枝をゆすり折れるような音がしたり、トウモロコシ畑ではザワワザワワとトウモロコシ達が風に耐えている音がしていた。
木が何本か倒れたかもしれないと思っていたが、朝起きてみたらニセアカシヤの大きな枝や小さな枝が何本か折れて転がっている程度だった。
トウモロコシももっと倒れているかと思ったら、畑の隅のが風の通り道のように倒れているだけだった。
眠ろうと思って電気を消したら、外が明るいので窓を開けてみると大きな月が出ていた。

----------------------------------------------------------------------------------------------
8月25日(水)   季〜節のかわりめを〜♪

 清里に来てから一番暑い夏だったように思う。
季節の変わり目は、ある日ふっと感じることが多い。
夏の間は窓のところまでしか陽が差し込んでいなかったのに涼しくなったなーと思っていたら、南側の出窓の中ごろまで陽が入ってきていた。
そういえば風も光も秋を感じさせる。
水引草も黄つりふね草も咲き出した。ススキの穂も風にゆれている。
赤とんぼもチロの小屋の屋根にとまっている。

----------------------------------------------------------------------------------------------
8月9日(月)  ザワワ〜ザワワ〜

 牛が来なくなった草地に植えられたトウモロコシが私の背丈よりも大きくなった。おかげで国道の車の音も少し小さくなったような気がする。畑より少し低いこの家の南側は、トウモロコシの林の中にいるようだ。広い広いトウモロコシ畑。風が吹くとザワワ、ザワワとゆれている。立秋も過ぎ、今日は長崎原爆の日。

----------------------------------------------------------------------------------------------
7月29日(木)  千の風になって

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

      日本語詩 新井満 原作詩(英語)者不明

時々、NHKラジオの「深夜便」を聞く。ぼんやり目覚めて何時かなと思いラジオのスイッチを入れる。この詩もそんなことで知った。先月、良くして貰っていた人がなくなった。ガンといわれて1年半ぐらいだった。彼女も風になって清里にも来ているかもしれない。そう思うと少し元気が出る。

----------------------------------------------------------------------------------------------
7月20日(火)  なんか変!

 今日東京は39.5度とテレビニュースで言っていた。清里も日差しが強く、日向は暑いが木陰や家の中は涼しい。新潟や福井では豪雨で堤防が決壊したりで大変なことになっている。なんか変と思う。庭の花たちも今年は咲くのが早い。もうオミナエシやミソハギが咲き始めた。8月にはもうみんな咲き終わってしまうのではないかと思う。5回目の清里の夏、一番暑いように感じる。去年は寒く、地下室に水が出て大変だったのに・・ノ

----------------------------------------------------------------------------------------------
7月10日(土)  ホタルが・・…

 夕べ10時ごろ、高齢のチロが気になっていたので庭に出たら、モッコウバラのあたりに小さな緑色の光が見えた。もしかして「ホタル」と思ってよく見ようとしたら、フワ〜と舞い上がり隣の庭のほうへ消えた。もう一度見えないかと思ってしばらく庭にいたが見ることはできなかった。久しぶりのホタルだったし、ここでは初めてのことだった。近くに川もないしホタルが来ることのほうが不思議。お盆も近いし誰かがホタルになってきてくれたのかな〜。

----------------------------------------------------------------------------------------------
7月5日(月)   不思議

 もう7月。「野に帰ったバラ」騒動で私の6月は終わった。
作者の浜田さんをインターネットで調べていたら、導かれるようにインターネットオクションのページで〔「童話野に帰ったバラ」中古1冊〕を見つけたのだ。もちろん飛びついて手に入れた。友人は八王子の図書館で1960年11月第1刷「野に帰ったバラ」を発見。閉鎖書架にしまわれてたそうだ。借りてきた本が1978年8月新装第3刷、私が手に入れたのが1978年6月新装版。初版が400円、新装版が1000円だった。私は古本だったので525円。時代が見えて面白い。
作者が存命中に再発行を願っている。どうしたらよいのだろう。

----------------------------------------------------------------------------------------------
6月28日(月)  「野に帰ったバラ」

 もうそこに一冊しかないといわれて「野に帰ったバラ」を読みに真鶴に行ったのだが、2000坪の敷地なのでいろいろな植物を見たりびわや甘夏をもいだり、小さな入り江を散歩したりしているうちに時間がなくなってしまい全部読みきれなかった。また来て読めばとも思ったが浜田さんに借りてもよいかを聞いてもらったら、いいよ返してくれればとのことだったのでお借りして帰った。ー私がもし死後に行く世界を自分で選ぶことができるなら、極楽とか、天国とかでなく、それはこのミドロ池でしょうーと高群逸枝に書かせたこの物語は、とても40年前に書かれたという気がしません。今、現在、早くみんなに読んでほしい物語です。

----------------------------------------------------------------------------------------------
6月20日(日)  真鶴共生舎<木の家>

 何度かミューにきてくださっているお客様に誘われていた「真鶴共生舎」に行ってきた。河口湖・箱根経由で約3時間半かかった。
自然・人々・社会との共生の場と謳ってあり、入居資格は年齢不問、身の回りのことが自分でできる人となっている。2002年にでき、太陽エネルギーの利用や自然素材を利用してもちろんバリアフリーである。広い敷地にユーカリ、檜、びわ、夏みかんなどの木があり、1本の木にはトンビの巣があり巣立ち間近い雛が2羽いた。清里とはまったく違う海辺の風景であった。どうしても行きたかったのは、そこに住まわれている96歳の浜田糸衛さんが40年前に書かれた童話「野に帰ったバラ」を読みたかったからだ。

----------------------------------------------------------------------------------------------
6月13日(日)  バラ咲けリ!

 また、ショッキングブルーは蕾を虫に食べられてしまったのでまだ花は咲かない.
今年一番に咲いたのは「ピンクグルーランドルスト」という長い名前のバラ。
ハマナスとの交配種でピンクのカーネーションに似た花をつける。
そしてバレリーナ、ロイヤルサンセットが咲いた。
モーツアルトは蕾をつけているがまだ咲かない。
水引草の葉の緑にバラの赤やピンクが映えて美しい。
自画自賛、うっとりとダイニングルームの窓から庭を見る。

----------------------------------------------------------------------------------------------
6月6日(日) 山菜三昧

 大館(秋田県)の友人が「ミズ」と言う山菜を送ってくれた。全部皮をむいてすぐ使えるようにして、調理法もいろいろ書いてあった。去年日陰の湿ったところに植えるようにと、根つきのミズも送ってもらい、ことし芽を出して喜んでいたところだった。フキのような感じだが癖の無いシャリシャリした食感の山菜だ。宇都宮から見えたお客様に出したら知っていて、シラタキと炒めてもおいしいと言われた。飛騨地方にはなく私は生まれて初めて食べた。うるい、いたどり、山うど、蕨、こごみ、コシアブラ、もちろんタラノメと今年はいろいろな山菜を食べた。お客様にも食べてもらいたいのだが、この季節ミューに来る人は少ない。

----------------------------------------------------------------------------------------------
5月28日(金)  村が消える?

 岐阜県大野郡朝日村がわたしの故郷。お墓と小さな家がある。
その村が来年1月でなくなってしまうというのだ。飛騨地方には白川村一村だけで他の村はなくなるというのだ。私の中では村があって町があって市があって、村はピラミットの底辺みたいに支えている存在であった。村がなくなってみんな市になるそうだ。村と市では存在の役割が違うような気がする。その村に23日半年振りで行ってきた。
清里付近の村々も11月に消える。

----------------------------------------------------------------------------------------------
5月19日(水)  黒百合咲いた!

 バイカウツギが初めて咲きそう。4年目で咲くなんてずいぶんかかるものだ。エンコウ楓の真中で細い枝が蕾をつけてゆらゆら風にゆれている。黒百合も咲いた。雨の五月は雑草もぐんぐん伸びていやになる。雑草を抜きながら思う。一度にたくさん抜こうとしてなかなか抜けずにいたら、少しずつ抜くのよと70代の友人が教えてくれた。そのほうが結局はやく抜くことができた。急がば回れではないが何にでも言えることなのかもしれない。

----------------------------------------------------------------------------------------------
5月6日 (木)   ラッキー!!

 「こごみ」は癖の無い味の野草で、天ぷら、おひたし、酢味噌あえなどにして食べる。本には「草ソテツ」となっている。食べられない種類と思っていた前からあるシダを良く見るとスーパーで売っているのと同じようだったので食べてみた。大丈夫だったので、ゴールデンウイーク中のお客様に天ぷらにして出した。庭でつんで料理できるなんてとても贅沢と思う。
そうそう「コシアブラ」の木も植えてある。近所の人にもらって3年になる。今年は食べられそうになっている。近くに「タラノメ」もある。今年はみんな早く芽を出しゴールデンウイークに間に合った。雉がまた鳴いている。ケン、ケン……

----------------------------------------------------------------------------------------------
4月26日(月)  りんご〜のふるさとは〜

 東側の物干し台のそばにりんごの木がある。ドイツで見た庭にりんごが実っていた風景が忘れられないで、3年前に小さな苗木を植えた。もう2メートル以上の大きさになったが幹はまだ細い。今年も芽吹き、枝が風にゆれている。
洗濯物を干しながら「りんご〜のふるさとは〜北国の町〜♪」を歌う。気がつくと歌う日と歌わない日がある。歌わない日の私に注目してみよう。

----------------------------------------------------------------------------------------------
4月19日(月) どうして!

 今日は夕方から雨になると言っていたので朝から庭仕事をした。
このところ朝と夕方では庭の表情が違っている。朝見たときは何も無かったのに、鳴子百合の芽が夕方には2センチも伸びていたりする。
イラクで人質になっていた日本人は全員解放されたが、まだ解放されない人もいる。イスラエルがパレスチナのハマスの新指導者も暗殺とニュースで伝えている。人間には言葉も知恵もあるはずなのに、どうしてこんなことになってしまうんだろう。

----------------------------------------------------------------------------------------------
4月12日(月) 春の色

 庭を見渡せば水仙の黄、ムスカリやスミレの紫
ヒメオドりコソウやホトケノザの赤紫などだんだん彩りが増えている。
アブラチャンも枝先に一輪黄色の花をつけていた。
フウフ〜ン♪♪♪・・・・・
こんなに平和な清里。
イラクに目をやればますます大変なことになっている。
3人の人たちが無事に解放されることを祈る。 

----------------------------------------------------------------------------------------------
4月3日(土)  サンシュユ

 先週は紅エゴノキをもらってきたが今度はまた違う知人からサンシュユをもらってきた。サンシュユはハルコガネ花とも言うそうで、黄色の花をまだつけていた。秋には赤い実がなるそうだ。ミューを木立の中のミューにしたいと思っている。木があれば小鳥たちももっときてくれるかもしれない。今朝見たらカタクリがピンクの花を咲かせていた。桜草も小さな小さな葉が顔を出していた。
スミレもジュリアンもムスカリも顔を出し、また朝の庭めぐりが始まる。

----------------------------------------------------------------------------------------------
3月30日(火)  ふふふふ・・・・・

 先週は雪だったのに昨日今日と暖かい。
朝ストーブをつけないで起きられたなんて今年初めて。
雪が降ってブツブツ言っていたのにもう今日は元気。
庭の水仙が咲き、鯛つり草も芽を出している。
大泉の友人から紅エゴノキをもらって植えた。
4メートルぐらいあるのに車の屋根に乗せて運んだ。
フロントガラスに枝がかかり、弘法坂でずり落ちていかないか心配した。
南側の楓の近くに植えたが、今年は花が咲かないかもしれない。
これからは庭弄りができるかと思うとむずむずする。

----------------------------------------------------------------------------------------------
3月22日(月) みんな雪の中

 天気予報どおり朝から雪が降り、10センチほど積もった。
もうお彼岸なのに。春に裏切られた気がする。
水仙の蕾もふくらんで、チオノドクサのピンクの花も顔を出していたのに・・・・
忘れな草も葉がだいぶ大きくなっていたのに。
気持ちが春に向かっていたせいかこの雪が喜べない。
窓を開けてみると、一面の銀世界が音を吸い込んで静かに広がっている。

----------------------------------------------------------------------------------------------
3月15日(月)  チロ

 今年も枯草の中に一番にスノードロップが咲いた。水仙も庭のあちこちに芽を出し始めた。チロが陽だまりの中で気持ちよさそうに眠っている。去年18才と思っていたら、今年18才だった。耳もほとんど聞こえなくなり、左眼が白内障になっている。チロの今一番の楽しみは、「ささみジャーキー」を食べることのようだ。私が手に何か持っているとささみジャーキーと思うのか跳んでくる。小さく裂いてやるのだが、急いで飲み込んでもっともっとという顔をする。そういえば耳が聞こえなくなって、チロは吠えなくなってしまった。人間にしたら何才ぐらいなんだろう。

----------------------------------------------------------------------------------------------
3月8日(月) ぜいたく・贅沢・ごくらく・極楽

 今日は私の日曜日だった。
風邪をひいたりでなかなか行けなかったスキーに行って来た。スキー場も経営者が変わったので名前も「サンメドウズ大泉・清里スキー場」となった。施設も内装がきれいになりいろいろ変わっていた。お天気がよく、富士山、南アルプス、八ヶ岳もよく見えた。昨日は込んでいたようだが、人出もほどほどで気持ちよく滑れた。帰りは「天女の湯」によった。ほとんど貸しきり状態で、露天風呂に入ったり、サウナに入ったり、ゆっくり髪を洗ったりしてのんびりした。ここも4月から経営者が変わるので22日から31日まで休業とのことだった。船越保武の「イヴ」の像に握手してかえってきた。

----------------------------------------------------------------------------------------------
3月1日(月)  やっぱり

 昨日今日と雪が降り、春が遠ざかってしまった。暖かい日が続き気持ちが緩みそうになっていたがまだ2月なんだからと自分に言い聞かせていた。
 先週新宿で時間があったので「新宿 末広亭」に行ってみた。10年ぶりであったが、時間が止まっていたかのように変わっていなかった。平日の3時ごろだったがまあまあの入りと思えた。漫才、落語、太神楽曲芸、漫談、津軽三味線といろいろ楽しめた。隣の人が舞台の紫の座布団が緋色に変わったら「あら、もうとりね」と話していた。私はそんなことも知らなかった。とりの古今亭園菊は茶色の着物に赤の半襟、羽織の紐も赤といういでたちであったがなんとも粋に見えて色っぽかった。ふと、いつまでこの世界が続いてくれるのだろうと脳裏をかすめた。

----------------------------------------------------------------------------------------------
2月22日(日)  十五のこころ

 何年か前、田舎の中学の同窓会から何周年だったか忘れてしまったが、記念と言うことで卒業アルバムの一部が贈られてきた。
その中に卒業の寄せ書きがあった。
私は「真の勇気」と書いていた。忘れてしまっていたが思い出した、なんか決心をして書いたようにだけは覚えている。あんな田舎の15歳の私、何を思って真の勇気と書いたんだろう。そして「真の勇気」ってなんだろうと今また考える。
卒業の季節がちかずくと思い出している。

----------------------------------------------------------------------------------------------
2月17日(火)  み〜つけた

 久しぶりにチロの散歩に行った。陽だまりの枯草の中にふきのとうが顔を出していた。よく見れば木々の芽も少しふくらんできている。庭の枯葉の中からオオイヌノフグリもブルーのかわいい花を咲かせている。春の遅い清里にも春があちらこちらに静かに近ずいてきている。冬もいいが、なぜか春はうれしい。

----------------------------------------------------------------------------------------------
2月10日(火)  油断

 このところ元気だったので油断してしまったようだ。
久しぶりのお客様だと言うのに風邪をひいてしまった。
金曜日、美容院に行って帰りにお気に入りの喫茶店にいって、
前にそこであった繊細なそばを打つと言う人の店に行った。
ちょっと寒気がするとは思ったが、風邪とは思わなかった。
何とかお客様を送り出して、あと寝込んでしまった。
お客様にも心配をかけたようで申し訳なかった。
あらためて健康第一と思った。

----------------------------------------------------------------------------------------------
2月2日(月)  見た!

 甲府の映画館で「半落ち」を見た。
知らないうちに涙が流れていた。
妻を殺した男の自首までの2日間のなぞを解いていく形で映画は進んでいた。
アルツハイマーの妻、骨髄性白血病でドナーが見つからず死んでしまった息子、骨髄移植など現代の問題がちりばめてあった。
久しぶりの日本映画であったがよかった。平日の昼間だったがお客さんは多かった。水曜日で女性は千円だったからかもしれない。「半落ち」は全部を自白する「完落ち」にたいしての警察用語のようである。

----------------------------------------------------------------------------------------------
1月26日(月) とうとう・・・・・

 今日こそは、来るかとずっと待っていた。
いつも11月中旬か12月初旬には、隣の草地に来ていた牛たち。
とうとうお正月を過ぎても来なかった。一度、飼主の家へいつ来るかを聞きにいったが留守で聞けなかった。
先々週でかけていて帰ってみたら、草地は柵代わりの電線も取り払われ、きれいに土が掘り返されていた。
雨や雪のたびに気になり、鳴いていると餌がまだなのかとか、水がないのかと案じていた。そういう意味では心安らかであるが、初めての牛のいない冬は寂しい。

----------------------------------------------------------------------------------------------
1月11日(日) 針をもつ

 久しぶりにボタン付けをした。ブラウスのボタンが取れてお気に入りなんだけど着れないでいた。ズボンの裾もほつれているのがあったりして、本当に久しぶりで針を持った。針に糸を通すのが大変だった。繕うことをしなくなっている。靴下も穴があいたら捨てている。物がたくさんあって繕ってまで着なくなっている。ボタンをつけたり裾をまつったり、こんな時間がゆったりした気分にさせる。

----------------------------------------------------------------------------------------------
1月3日(土) 正月

 暖かく良いお天気の三が日だった。昨年は雪の中のお正月だったが、どちらもいいなーと思う。おせち料理つくりは楽しい。今年は錦玉子がうまくできて満足。いつからだろうか、ワクワクしなくて昨日の続きのようにお正月が来るようになったのは。今夜は久しぶりにお客様とオセロゲームをして遊んだ。

----------------------------------------------------------------------------------------------
1週間に一度は更新しますのでよろしく.....
----------------------------------------------------------------------------------------------
ガーデン日記

[2003年の日記] [2002年の日記] [2001年の日記]

トップページ
客室のご案内
お食事のご案内
空室状況&ご予約
ミューのガーデン日記
交通のご案内