こちらは過去に掲載された日記のライブラリーにしていきます。

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12月25日 (火)  鉈を使う日々

 唐松は安く切ってもらったので、幹も枝も皆、庭に積んで置いてある。
枝の小枝を鉈ではらい、暖炉に使えるものと使えないのに分けて、炉で燃やしている。
手ぬぐいかぶって、長靴はいて、枝を払い火を燃やす。
火を燃やしながら、東京の人になれなかったなーと思う。
枝の山はだんだん小さくなっていく。
唐松の燃えたあとの灰は白く美しい。

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12月21日(金)  初雪

 この冬初めての雪が降った。
10センチほど積もリ、庭の白いテーブルにケーキが出来上がった。
去年は誰もこないクリスマスだったが、今年は22,23日とお客様がある。
ダイニングルームに大きなツリーも飾り、テーブルクロスも赤とグリーンのクリスマスカラーに変えた。ツリーの木は芯止めをした白つがの木をもらったので、とても立派で素敵な雰囲気になった。
庭の木にライトをつけたら星が庭に下りてきたようになった。
知人と友人から、手作りのシュト−レンも届いた。

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12月18日(火)  牛が来た。

 モウこないかと思っていたら、15日となりの草地に今年も牛がやってきた。
黒毛和牛と言う牛たちだ。狂牛病騒ぎでこないのかと思っていた。
ミューも、夕食に和牛のひれステーキを出していたが、今は豚肉に変えている。
月曜日には、もう柵から四頭がでて自由に草を食べたり、散歩をしていた。
この春には、庭に入ってきて春蘭を食べて足跡を残していった。
早速飼い主に電話した。また、自主的牛管理人の生活が始まる。
牛のいる風景は、心和むものがあるし、お客様も喜んでくれる。

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12月12日(水) ふるさと

 昨日思い立って、両親のお墓参りに行ってきた。
ずーと気になっていたがなかなか行かれずにいた。
御嶽山の岐阜県側の朝日村にお墓はある。
スタットレスタイヤに交換する間がなく、タイヤを積んでいくことにした。
清里を出たのが3時近くで、開田高原を抜ける頃はすっかり暗くなっていた。
雪も舞い始め、恐る恐る暗い峠を越えた。ダムに沿ったくねくねした道路をひたすら走り、新しく出来たトンネル(中が大腸のひだみたいで、大腸の中を走っているようだった)を抜け村についた。私が生まれ育ったところだが、山も川も皆変わってしまって、違うところのようだ。
お墓のそばの柿ノ木だけが変わらずにあって、子供の頃を思い出した。
もう、あの故郷は私の心の中にあるだけになってしまった。

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11月28日 (水)  カラマツ

 思い切って庭の唐松を切ることにして植木屋さんに頼んでおいた。先週連絡をもらってその日が今日だった。5トンのクレーン車と6人の人で、11本の木を3時前にはきれいにかたずけ終わった。
久しぶりに、手際の良い職人仕事を見せてもらった。
木に日本酒をかけてから作業は始まった。胸がどきどきして何も手につかず、木が切られるのを見ていた。
木を切ることに抵抗はあったが、今年は特に葉が多く、お客様の車にも降り積もり、迷惑をかけてしまった。
ヤニがあるのでくっついてしまうのだ。私の車なんか特にひどかった。
ぐずぐず言っていたら、植木屋さんに「人も木も終わりがある、ここという時に、踏ん切りをつけなくてはならんよ」と言われてしまった。
ミューの景色が変わった。

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11月20日(火)  冬じたく

 10月下旬、飼料用のトウモロコシが刈られた後に、種が蒔かれた牧草も10センチぐらいに伸びてグリーンの芝生のようになっている。
それも今朝は白く霜が降りている。
寒さに弱い多年草の花達は、小さい鉢に移して皆家の中に入れなくてはならない。
全部を入れることは出来ないので、お気に入りだけ入れることになってしまう。
ごめんねを言いながら作業する。
庭に残した花たちには、たっぷり落ち葉の布団をかけてやる。
春になって、どれくらいが元気に芽を出してくれるのかが楽しみだ。

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11月13日(火)  ふるさとの味

 高校時代の同級生が、ゴルフに来てミューに泊まってくれた。
お土産に「切りずけ」を貰った。飛騨の漬物で赤かぶや白菜などを切ってつける、
文字通り切りずけで、早く食べられる漬物である。
それを朴葉の上に載せて焼いて食べるのだ。朴葉味噌は有名だと思うが。
久しぶりに「朴葉味噌」をして、もらった漬物も焼いて食べた。
おいしかった〜。冬の朝ご飯に良く食べた故郷の味だ。
清里にも朴の木があって、
このところからからと舞い落ちた葉が地面を鳴らしていた。
もちろんその葉を拾ってきて、本物の朴葉味噌である。
それに地元の人に貰った精米したての新米があって、幸せな一日であった。

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11月4日(日)  雪と唐松

 金色の唐松の葉が雪のように舞い落ちてきて、詩の世界にいるような秋の一日。
そして唐松の葉は、屋根に、洗濯物の上に、私の頭にと降り積もる。
窓をあければ、網戸の隙間からも家の中に入ってくる。
唐松も春の芽吹き、秋の紅葉、舞い落ちる様と楽しませてくれるし、
風の吹いた日などは小枝が落ちて、拾い集めるとストーブの良い焚き付けになる。
屋根に積もった葉は、屋根を腐らせる要因になり、車のうえにヤニが落ち、しみになってしまう。
雪も唐松も眺めているだけだと、風情があってとてもよいのだが・・・・・・
庭にある唐松も、これ以上大きくならないうちに切らなくてはならないのだろう。

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10月28日(日)  落ち葉に雨のふる音

 小鳥達が落ち葉の上を歩いているような音がしてふと見ると雨。
かさかさと言う音がしていたが、落ち葉が雨にぬれてしまうとしっとりとした秋の雨になる。
唐松も日当たりのいいところから黄葉してきている。
このところ毎朝落ち葉を掃く。掃いて一時間もするとまた落ち葉。
落ち葉は楓の木の下の窪みに集めておく。
そしてそれはバラや花たちの冬の間の掛け布団になる。

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10月21日(日) 秋は・・・・・・・

 「ノコンギク」がいま美しい。葉の色も少し紅葉して紫の濃い色の花と良くあっている。
ドウダンツツジも紅葉したが昨年に比べて、黄色くあまりきれいではない。
白樺の葉が散り始めた。木の葉の散るのを見ていると、秋は寂しさを感じさせる。
秋の紅葉の美しさと静けさが好きだったが、いつの頃からか春の芽吹きが待ち遠しくなって来た。
猫のビッケとムムは、暖かいところ暖かいところと移動している。
ちゃっかりビッケは、ダイニングルームのストーブに一番近いお客様用椅子で丸まっている。
ビッケの毛並みは椅子のゴブラン織りのクッションに良く似合っている。

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10月12日(金) 田園風景

 清里では田圃は見ないが、長沢の信号を右に上っていくとすばらしい風景が目の前に広がる。南アルプスと八ヶ岳に抱かれたように、稲刈りの終わった田圃が続いている。昔のようにはさにかけて稲が干してある。懐かしい日本の秋の風景だ。昨日の朝、お客様に味噌汁を誉められた。「どんなホテルに行ったって、こんなおいしい味噌汁はありませんよ。」と誉めていただいた。70代の方で、こんな先輩に言ってもらうと嬉しい。ここのところ弱り目に祟り目というところなので余計嬉しかった。

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10月2日(火)  でたでた

 6時10分、金峰山のうしろから満月があがってきた。
今夜は十六夜の月、大きくて金色、感激。
思わずそばにいるチロに、良いねー良い月だねーと語りかけてしまった。
かぐや姫がやってきそうに思えた。
星も今夜はよく見える。西の空には北斗七星が
ひしゃくの形ではっきりと見える。
山がシルエットで月の光に照らされている。
秋の夜の清里。ステキ!

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9月25日(火) 今夜は半月

 金曜日、久しぶりに富士山が見えた。なんだか白っぽい。初冠雪だった。
夏の間はめったに顔を見ることができないが、寒くなってくると富士山がくっきりと見える。やっぱり「富士は日本一」と見るたびに思う。
ミューのダイニングルームから、富士はよく見える。初冠雪の日も、朝食のときお客様が気ずき一時にぎやかだった。
寒くなってくるのはいやだが、毎朝真っ白な富士山が見えるこれからの季節、富士山を独り占めしている気分になる。月も星もよく見えるようになってきた。今夜は半月、弓張月とも言うらしい。

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9月19日(水) 蜂にさされたー

 庭においてある樽の中に、蜂が巣を作っているのは気ずいていたが、何とか共存できるかな−と思っていた。
冬になればいなくなるのだしと思っていたのが甘かった。
花壇に「夏雪かづら」を植えようとしていたら、手首のところと首をさされてしまった。 
痛かった。毒が体に回っておかしくなるのではないかと思った。
家に駆け込んで、ヨウチンを塗って廊下に横になっていたら、ムム(猫)がやってきて、私の足を枕に寝はじめた。人の痛さも知らないで・・・・・・
お客様が刺されたら大変。蜂の巣退治をしなければ。

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9月12日(水) ススキ・そばの花・鰯雲

 台風一過、いい天気になった。久しぶりに買物ついでにドライブをした。
もうすっかり秋、初秋である。
ススキの銀の穂がきらきら輝いて風にゆれ、そばの白い花が一面をうずめている。
南アルプスの上は鰯雲。なんて幸せ!
アメリカで起きた事件はまるで映画を見ているような、現実に起きていることこは思
えない。
人は皆、穏やかな平和な暮らしを望んでいるのではないのだろうか。

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9月4日(火)  水引草

夢はいつもかえっていった 山の麓のさびしい村に
水引草に風がたち
草ひばりのうたいやまない
しずまりかえった午さがりの林道を
( 立原道造 「のちのおもいに」より )

水引草を知ったのはこの詩からである。水引草を見たのはいつのことだったか覚えていない。「風がたち」の表現にぴったりで、大好きな花になった。庭のあちこちに今年も咲いている。

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8月28日(火)  露草

 庭が雑草畑のようになってしまった。そんな中で、紫露草がきれいだ。
雑草たちもよく見るとみんなかわいい花をつけている。
オオバコの花もよく見ると白い穂のようなかわいい花だ。
誰が名前を付けたのだろうと思う。
この間、泊まってくれた友人がかわいい花をスケッチしたといって見せてくれた。
名前がわからないというので調べたら、「へくそかずら」だった。
「へくそかずら」だなんて・・・・・・
それに比べると露草はいい名前をもらったものだと思う。
風情もいいが名前でも得をしているように思う。

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8月17日(金)  いつの間にか

 ふっと、きずいて見ると日差しが家の中まで入ってきている。
出窓の置物に日があたっている。夏の間は日が高く、家の中に日は差し込んでこないが、冬は日差しが長くなり家の奥のほうまで日が差し込んでくる。
まだ夏の盛りのように思っているが、季節は秋に少しずつ変わっている。
そういえば、7日が立秋だった。
大好きな水引草も咲きはじめ、空気も透明感を増している。
2週間ぐらい前から赤とんぼが飛んでいる。

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8月9日(木)  すてき! 野外バレエ!

 今朝も一面の霧。昨夜の感動の余韻がまだ残っているようだ。
「清里フィールドバレエ・コンサート」に夕べ行ってきた。
なかなか行けなくてはじめていってみた。
自然を背景に夜の闇の中で上演される「妖精物語フェアリーテイルズ」は、なかなか素敵で感動的であった。
清里でバレエが見られたことが嬉しく、改めて清里というところを考えた。
なかなかいい所ではないか、限られた期間であっても車で2〜3分で会場に行けて、バレエが見られるなんて。もっとみんなに知らせたくなった。

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8月2日(木)  こんなことも・・・・・

 8月1日は、父の誕生日だった。昔々子供の頃、兄と2人で大きなスイカを隣の家の井戸で冷やしてもらって、プレゼントしたことがあった。めったに嬉しそうな顔をしたことのない父が、とても嬉しそうな顔をしたことをいつもこの日になると思い出す。
 野の花や庭の花を使って、フラワーアレンジメントをしたいというお客様があった。6月初めごろに連絡をもらったので、そのとき用に花の種を蒔いたりして、使ってもらえるようにしておいた。開花が色々でやきもきしたが、何とか間に合った。4人のお客様だったが、庭にビニールシートを敷いてままごとをするみたいに、とても楽しそうにやっていた。エッと思うような素敵な作品がいっぱいできて、その夜のダイニングルームは花たちに彩られ、文字どおりミューの食卓に花を添えてくれた。ほかのお客様にも喜ばれ幸せな気分だった。

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7月24日(火)  二ゲラ

 風にゆれる花が好きだ。二ゲラは花のときもブルーのかわいい花をつけ風にゆれていた。いまは、茎のさきに風船のような実をつけて風にゆれている。別名「くろたね草」というらしい。どう変化するのかが楽しみ。風船のような実が黒くなるのだろうか。毎日暑い日が続いている。今日は42度を記録したところもあるそうだ。お風呂のお湯より暑いなんて考えられない。清里は今は天国だと思う。何処にも出かけたくない。夕立があってぐんと涼しくなった。

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7月13日(金)  カサンドラちゃん

 かわいいお客様があった。友達の友達の友達の子供。お父さんがスゥエーデン人でお母さんは日本人、デンマークに住んでいるカサンドラちゃん(2才半)です。動物が大好きで、我が家の猫もしっぽをつかまれてズ、ズーと引きずられたらしい。チロ(犬)にも平気で、ワンワン吠えているのに近ずいて、噛まれて泣いていた。
朝食のときぐずっていたので、牛を見に行こうと誘ったら、ついてきたので、近くの牛舎まで連れて行った。この間までミューの隣にいた牛達のところだ。花を摘みつみデンマーク語と日本語で会話(?)しながら行った。帰り道、シロツメクサで花の冠を作ってあげたら、とても気に入ったようだった。猫はカット、牛はコウ私が覚えたデンマーク語。(写真は1、花の冠をつけて、手にもっているのはスモークツリー・2、帽子に摘んだ花を飾って)

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7月6日(金)  大地の力

 もう7月になってしまった。周りの木々の緑も濃くなり、冬越えした牧草も刈り取られ、トウモロコシの種がまかれた。その種も芽を出しぐんぐん大きくなっている。挿し芽から育てて、10センチぐらいになっていた槿をもらい大事にしていた。侘助のちょっとさびしげな風情に引かれ、欲しい欲しいと思っていて、3年ぐらい前に国分寺の植木市で一番安いのを買って庭に植え、花の咲くのを楽しみにしていた。この2本は引越しのとき、鉢に入れて持ってきた。槿は水がすきと聞いて、乾かさないように水遣りをしていたら、去年初めてピンクの花をつけた。そして今年のあの大雪。油断をしていたんだと思う。春になっても槿は芽吹かなかったし、侘助は葉っぱが茶色くなって枯れてしまったようだった。捨ててしまうのは忍びなかったし、もしかしてと思って、鉢から出して地植えをした。祈るような気持ちで時々水をやっていた。2週間前、むくげの根元近くにぽちっと緑色が見えた。ヒヤ−生きていたんだ。でも侘助は、知らん顔の枯れ枝のままだった。それが昨日見たら、やっぱり根元の近くにぽちっと緑色。

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6月26日(水) バラが・・・・・

 バラが咲いた。とてもうれしい。昨年、オールドローズのなるべく丈夫なものを、バラ園の人に選んでもらった。レンガの塀に5本植えた。その中のバレリーナがとてもかわいい。縁が濃いピンク、芯のほうが白くなっている。枝が風でゆれると本当にバレリーナが踊っているようだ。 

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6月21日(木)  チロ・・・・その1

 昨年、犬1匹と猫2匹と一緒に引っ越してきた。犬の名前はチロ。15歳になった。毎朝、何を考えているのか座って富士山をジーと眺めている。チロは捨て犬で、知人からあなたしか飼える人がいないからお願いと言われ、勤めていたので食事のことや散歩を考えると飼えないと思ったが、小学生だった息子が、僕面倒見るよと言ったので飼う事になった。オスだからと言われていたが、いつまでたっても足を上げておしっこをしなかった。息子達も友達から聞いてきて、小さいときは、足あげないらしいよとか言っていた。チロが怪我をしたというので、どこか探していたときに気がついた。チロにはオチンチンがなかった。

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6月15日(金)  朝の楽しみ

 朝、庭を見るのが楽しい。昨日まで固い蕾だったばらが、少し大きくなって、花びらの色が見える。友人から貰ってきたユキノシタが、しっかり根ずいたようだ。
オカトラノオが咲き始めた。ヒルサキ月見草も。株分けしたチョウジソウも咲いている。こんなわけでいつの間にか時間がたってしまう。そしてその日に赤くなっているイチゴ2〜3粒を、朝の食卓に飾る。

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6月8日(金)  共存

 ルート141からミューへ入る案内に、いつもローソンと出光のガソリンスタンドの間と、説明している。そのGSの主人と、あの木のことで話をした。
私「木が切られて、がっかりしちゃった。もうあそこには、木は植えないのかしら」
GS主「もう植えないね。あそこは枝が観光バスにぶつかるし、冬は日陰になって凍って解けない。山梨は山が多いし、道は道として、すっきりとするということかな。」
そうか、見方(立場)によってまったく違ってしまうのだ。でもすべての木を切らなくても、枝が出ている木や冬に影を作る木は切って、残せる木はなかったのかな−と思う。全部切ってしまうことのほうが、色々と簡単なんだろうとは思うが。

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5月31日(木) がっかり

 牛の放牧地の先に国道141号線がある。道路に沿って色々な木があり、新緑を楽しんでいた。ある朝、チエンソーの音がして、木が倒れるのが見えた。道路工事をしていたので邪魔になる木を切っているのだろうと思ったが、胸騒ぎがした。まさかと思っていたが一日で、全部の木が切られてしまった。大きな藤の木もあつた、白樺もあった、名も知らない木もみんな。落葉樹が多く、四季それぞれを楽しませてくれていた。国道からの車の音も遮つてくれていた。あとは、道路の向こうの赤松の無粋な林が、見えるようになってしまった。木達は、その場で枝を払われ小さく切られて、なんとかチップと書いたトラックに乗せられていった。風景が変わってしまった。見ているだけの、自分の無力さも情けなかった。

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5月25日(金) 来てうれしい・・・・・

 孫は来てうれしい、帰ってうれしいと母がよく言っていた。お客様もそんな気がする。来ていただくとうれしいし、帰られるとやはりほっとする。まだ孫はいないが、孫にはきっとよく思われたくってサービスして一生懸命遊んでしまうだろう。お客様もせっかく来ていただいたのだから、良い思いをして帰っていただきたいと思う。この2日間の雨で新緑が一段と美しい。木の葉がきらきらと輝いて、またうっとりの日々。

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5月21日(月)  となりの牛たち

 雪が降るたびに気にしていた牛たちも、春になり、暖かい日差しの中でのんびりと横たわっている。いつの間にか牛の数が少なくなっている。子牛が生まれる季節になって、牛舎に連れて行かれているのだろう。もうすぐみんないなくなってしまう。11月までさようならだ。ちょっと寂しい。ミューの景色がまた変わる。

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5月16日(水)  うっと〜り・・・・

 新緑の美しさにうっとりして、ガーデン日記を書くのも忘れてしまった。やわらかい緑や赤や黄色や新緑もいろいろな色で構成されている。庭の白樺の新緑で、ダイニングルームが緑色に染まる。透明な光と色に包まれて、不思議な空間を作り出している。白樺を一本移しかえた。ほかの木で日陰になってしまい、木肌も茶色っぽい、掘り起こしてみたら、根は片方にしか伸びていないし、蟻に占領されていた。毎日、水をやったり声をかけている。元気になってくれるといいのだが。  

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5月6日(日) モッコウバラ

 モッコウバラを植えた。美濃太田にすんでいる友人から、メールが来てモッコウバラが満開といってきた。前からこのバラは欲しかったので、思い切って買った。友人宅のは黄色と書いてあったが、白を買った。やはり白い花が咲くバイカウツギも買った。山ぼうしの木も欲しいと思っている。みんな白い花が咲く。庭に出ていると時間を忘れる。平和で幸せなひと時だ。

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4月30日(月) ツリフネ草

 昨日の午後から雨。ゴールデンウイークなのにお客様は2組だけ。とんがり帽子だけだったギボウシの葉が開いている。一雨ごとにぐんと大きくなるようだ。楓の木立の中にいっぱい小さい芽が出ている。よく見ると小さい葉なのにふがはいつている。去年貰ったキフネツリフネ草かもしれない。今年は去年植えた花たちがどのくらい出てくるか楽しみだ。

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4月23日(月)

 庭に色々なスミレが咲き始めた。薄紫、濃い紫、白、花の大きさも色々ある。去年庭のあちこちに咲いていたスミレを、出来るだけ一ヶ所に集めておいた。変わっているのがエイザンスミレだ。葉が細かく切れ込んでいる。色はピンクと白の2種類ある。最初は知らなかったのでスミレとは思わなかった。玄関横の青きはだの木の根元に咲いている。

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4月15日(日)

 お天気なのに庭の地面が直径30センチぐらいぬれている。また水道管が壊れたのかと思った。上のほうからぽたりとしずくが落ちてきた。見上げると白樺の枝が折れていて、そこから樹液が落ちている。なめてみると無味無臭、水みたいだ。今白樺の木は、ものすごい勢いで地面から水を吸い上げているのだ。細い枝なのに、ビックリするぐらいぽたりぽたりと落ちてくる。体中に水分を行き渡らせ緑の新芽が芽吹いてくるのだろう。そういえば、北海道で白樺の樹液を売っていて、飲んだ気がする。うろ覚えだが、ちょっと癖があって全部飲めなかった。

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4月8日(日)

 この一週間は、暖かく気持ちもやさしくなれるようだった。去年ダイニングルーム横のレンガ塀と玄関のところを、つるバラで覆えたらと思い、10本ほどバラの苗を買った。清里は寒いので冬を越させるのが大変といわれた。ツルの成長も遅いそうだ。根元を落ち葉と藁でふかふかにしておいたが、今年の雪と寒さで駄目になってしまわないかとても心配した。でも大丈夫だったバラは結構寒さに強かった。ちょっと過保護にしてしまったのが「モーツアルト」という名のバラ、重たい鉢を玄関に運び入れ冬を越させた。そのせいか一番早く芽吹き始めた。ミューがつるバラで覆われるのはいつになることだろう。

4月1日(日)

 昨日は、朝起きてびっくり。また雪が。しかも20センチも積もっていた。牛のほうを見ると、1頭はなれて、雪の中にいる。よく見ると2頭に見える。大きさが違うようだ。あ!子牛だ。子牛が生まれたのだ。雪の中で母牛のお腹の下にはいつて雪を避けている。何でこんな日に生まれたのか。朝から1人で騒いでしまった.。持ち主の家に電話を入れたが誰も出ない。気になって、気になって仕事が手につかない。雪かきをしていたら、えさをやりに牛の飼い主が現れて、子牛を連れて行った。去年は、双子の牛が生まれて、大騒ぎをした。今年も子牛が生まれるたびにまた騒ぐのだろう。

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3月25日(日)

 庭のあちこちで落ち葉を持ち上げて、水仙が顔を出している。水仙に2種類あることに気ずいた。土の中から、もう蕾を持って出てくるのと葉だけで出てくるのとある。蕾を持って出てくるのは野水仙のようだ。効率的というか、寒い土の中でじっと待っていて暖かくなるとそれといわんばかりに花も葉も出てくる。ここの風土に根ざしているんだろう。

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